今村さんのこと

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7月に、また会いにいける。今村さん。

FBで今村さんの作品展が7月にあると知った。きちんと言うと「今村さんが残した作品たちを、残された周囲のみんなが形にする展示会」。彼は自分の作品も周囲の仲間も愛していたから、きっと通じているから、こういった形で展示されるのは喜んでいると思う。大事な人たちの信頼があると感じる。だから見たい。きっと仲間の皆さんは、今村さんが「これは見せないで」と思うようなことも、汲んでいるだろうから。

衝撃のステージ4宣告から一年、そして、きっと楽になったと信じたい2月からちょうど4ヶ月。あの時の気持ちがFBに残っていたので、こっちにも記しておく。彼も、私を1人の写真家として認めてくれた、2014年に関わる人。

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(2014年2月7日・FBより)
上手くまとまらないんだけど。
たぶん伝えたいんだろうな。
と思いつつ、思いつつ。

先日、芸大時代の友人が、とおいところへ旅立ってしまいました。私より7つも若くて、癌でした。判明したのが去年の5月、その段階でステージ4。

思うことがたくさんあって、けれど思い出すシーンは彼の笑顔だったり楽しい声音だったりします。違う学科同士が集まる数少ない授業で、私のプレゼンが終わった跡に駆け寄ってくれたデザイン学科の今村さん。卒業制作の時も、銀座の個展が決まった時も、芸大の学食でお互いの無職っぷりと将来の夢を語り合った時も、いっぱい元気をもらってました。6月に会いに行った時ですら、彼のお見舞いにいったはずなのに、私の方が励ましてもらったかのような...
そして、昨日と今日。彼の周りにはたくさんの人たちがいました。「やっぱり彼はみんなに愛されている子なんだな」と思っていたのですが、でもそれは、彼がみんなを愛していたからだと。なかなか会えなかった私ですら、彼との思い出は鮮やかで笑顔に満ちあふれたたもので、こころがあったまるのです。

昨日から始まった大阪芸大通信学部生の展示会「塊展」。彼はこの展示会の実行委員で、この日をとっても楽しみにしていました。みんなの作品のキャプション全てを、彼が作っていたそうです。
彼の作品は未完なのかもしれない。でも設置にこぎつけてくれた方々、展示場で彼の説明をする方々、いろんな「塊展」の人たちの手によって、完成するんだと思いました。「今ちゃんからの宿題」。

彼が私に残してくれた筆跡。彼がみんなに残したもの。きれいごとだけじゃ済まないんだけれど、残ったモノにとっては、何かに落ち着けないと、落ち着かないのです。
だからね。私ももっと写真頑張るよ。アートは難しいけれど、「生きる」をクリエイトするよ。もっともっと、私らしくね。今村さんのように、大事なもの、残せるように。

アートマネジメントで、声かけてくれてありがとうね。
出会えて本当によかったよ。
そしてまた、いつか、あの授業の時のように、突然声をかけてね。

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ちなみに今のプロフィール写真は、今村さんが撮ってくれたもの。ありがとね。
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by miumica | 2014-06-08 13:12 | 想い事

旅するように、いつもを暮らす。


by RY
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