新しい旅ブログ

新しい旅ブログを作りました。旅写真がメイン。
http://travellingseeking.blogspot.jp/

なかなかこちらを更新していませんが、こちらはこちらで、
久々に読み返すと「自由だなー」。

この自由気侭さが、大事なのかも。
こちらもちょこちょこと、更新していきます。
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# by miumica | 2016-02-12 20:19 | 写真の話

お彼岸が済んで

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お彼岸にお墓参りに行く。彼岸花が至るところで出迎えてくれる。1日に10センチもの背丈を伸ばすから、突如現れたように感じる彼岸花。9月も末になると、もう、その姿は枯れかけている。
また来年。田畑の畦に沿うように、道のりを教えてくれるように咲いていた彼岸花。祖母もまた、台所にきっと活けていたに違いない。
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# by miumica | 2015-09-28 23:43 | 想い事

写真を振り返る

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こんな気持ちも、ある。

イベントに出店するための写真セレクトに迫られて、ずいぶん昔からの写真を見直している。ピンとくる写真が、以前と同じだったり、違う視点もあったり。今の気持ちが不思議と繋がっているのだろうか。なら、今はどんな気持ちなんだろう。
いくつか選んだ中で、その問いの答えに一番近かったのがこの写真だった。何気なくデジタルで、確か専門学校の授業を行っていた際に、皆と一緒に撮影に出た際のもの。
写ってないじゃん。
からっぽ。
そう、今はこの器に何を入れようか、というところ。

今日は中秋の名月。隣の方が、今夜咲いたという月下美人を2房くれた。今、デスク横に飾っている。ほんのりといい香り。今夜だけの美しさ、寝てしまうのがもったいなくて。
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# by miumica | 2015-09-28 00:38 | 想い事

自分のこと

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プロフィール、や、SNSの自己紹介文に、ふと、立ち止まる。
なにを、どれを、書けば、しっくりくるのかな。
秋の雨はしとしとと。しばらくこんな天気が続くという。
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# by miumica | 2015-09-24 23:00 | 想い事

秋分の日に

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秋分の日。太陽が真西に沈む日。陰陽の一日。お彼岸の中日。
12月の冬至に向かって進み始める今日だからこそ、
しっかりと自分と向き合う。

元来持っているダークな部分を、あえて見る。
皮膚で感じるものに、近い。ぞわぞわと、来る。
触れちゃいけないものだった?
いやそんなことはない、今だからこそ今だからこそ。
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# by miumica | 2015-09-23 22:58 | 想い事

写真と向き合う

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時間がかかった。まだ人生悩んでばかりで、つまづいてばかりだけど。
まずは、写真と向き合う。それは自分と、人生と向き合うことと、同義。

一年前は那覇から久高に行って、心の深呼吸をしていた。
今も、これからも、そうありたい。
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# by miumica | 2015-09-22 22:46 | 想い事

6月18日、準備。

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もうちょっと。日が暮れる旅にカウント。

その土地になじむこと。
ひたすら写真を撮ること。
私らしさを再認識すること。

難しいことは考えずにシャッターを押し、土地の人との会話を味わう。言葉の壁を乗り越えることは、帰国した時の私のこれからの勇気になるはず。文章書きたいな。
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# by miumica | 2015-06-18 00:37 | ’15.6台湾

不思議なこと。

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がーん、みたいなこと、ひとつ。でも、まぁそれも想定内、ひとつ。魔法が始まった今日の日から、自分を忘れない約束、ひとつ。何か私、強くなってるみたい。

あの場所に立てたら、見えるものがきっとある。
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# by miumica | 2015-06-16 21:30 | 想い事

再び、台湾へ

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梅雨を迎え、夏に向かおうとする頃に、私は南へ向かいます。初めての海外一人旅。気づけばもう、明後日に控えています。10日間の台湾。台北、台南、高雄、そして金門島へ。

自分の中でいろいろ滞った2015の春。普段の何気ないことが出来なかったり、組んでいた夏の予定がなくなったり。ポカンと世間からも自分からも取り残されたような気分になった六月初めに「これは、やり残したことがあるんだろう」と思った。

夏を、迎えなきゃ。
自分の中を切り替えるため、新しいスタートを切るために、今やるべきは、台湾への旅なのかもしれない。

初の海外一人旅で緊張するけれど、この一歩を越えたら、新しいスタートが見えるはず。勇気。

写真はローライ、昨年の台湾、九份にて。


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# by miumica | 2015-06-16 06:34 | ’15.6台湾

いつもの桜

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昨夜の雨に耐え、まだまだ満開の姿を見せてくれる、いつもの場所の大事な桜。
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足元にこそ、花は咲く。
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# by miumica | 2015-04-06 01:30 | 想い事

ようやく

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夜桜。明日から雨が続くらしく、今日で満開はラストかも。一人ふらふら地元の公園を歩く。カメラはスマホ。撮るより歩くを意識したら、少し元気になった気がする。
今必要なのは、どうやら生命力らしい。美味しくいただくためにも、てくてく歩く。
どこか行きたい。
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# by miumica | 2015-04-03 00:01 | 想い事

髪を切る

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三月に髪を切る。
高知の夏の下で踊るのを、諦める。
今年の夏は、南より北を選ぶ。

この選択肢の方がより困難な道だと、三月の時点で分かっている。むしろ、無茶苦茶かもしれない。食べていけるのだろうか、なんてリアルに考えたりもする。

挑戦と煌きがあっちの方だと知っているし、向かっているし、歩みを止めたくはない。ただひっそりと、小さく、怖くもなる私がいる。
失うものなんて何もない自由気儘な身だけれど、どうかどうか、祈りに似たまっすぐ気持ちで、頭の中を真っ白にしたくなる。

うち、大丈夫なんかな。
と方言で呟くと、少しほっとするような。

カットのおかげで軽くなった頭。どこかまた、ふらりひとり旅に出たい。ぼーっと海でも見に行きたい。
そして、また楽しむように覚悟をお腹に落とし込もう。あー、たまには息抜きも必要だ。
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# by miumica | 2015-03-05 23:53 | 想い事

徒然

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本当に必要と思う人にこそ、届けたい。その一心に絞られた。いろんな過程を重ねる中で、この気持ちに至れたことが、大事な発見かもしれない。学び。あと、自分の覚悟を楽しむ。

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不思議なことが、いろいろ起きている。亀、宮古島からの電話、やるべきことの事の流れ。もう、私の力じゃないものがきっと働いてる。おみくじも、大吉ばかり。調子に乗りたくても乗れないこの緊張感溢れる時期に、少しほっとする。間違えては、ないはずだ。そしてまだ、考えられるはずだ。言い聞かせてみる。そして眠る。ひとつひとつが絡まるまでには、まだ時間がかかる。
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あと一ヶ月このコースを駆け抜けたら、今度は違う新たなコースが待っている。いろんな人たちが、いろんな走り方をする。
同時に私のこともちゃんと考えてあげないといけない。振り返るには、あぁ、写真がある。感覚と感情だらけの人間だから、写真の存在に、言葉が助けられる。そして言葉に私が救われる。
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こうやって夜にスマホから投稿していると、沖縄での旅を思い出す。また旅に出られるだろうか、いや、行かなくちゃ。行かなくちゃ。あの山の向こうへ。今はまだ、長い旅路の途中。

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# by miumica | 2015-03-04 23:56 | 想い事

息抜き

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気づけば3月。ぱんぱんになった頭をオフに、肩の力を抜きに、お気に入りの海に来た。
ぱちぱちと、気を楽にシャッターを押すと、すうっと何かが抜けていく気がした。肌寒いけど、春は近い。輝きが違う。沖縄の海は青くて、北海道の冬の海は流氷で白くて、そしてこの瀬戸内海はグリーン。
あんまり深く考えずにシャッターを押す。このままとけてしまいたくなる。
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家に帰ると、朝から家出していた猫が帰ってきていて、友達から応援の電話があって、宮古島からお告げのような電話がかかってきて、美味しくシュークリームを食べた。

まだまだ足りない。
ひとつひとつが、絡まるまでには。
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# by miumica | 2015-03-04 23:23 | 小さな旅の話

人生を時より疾く駆け抜ける

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北海道の旅からも、いろんなことがあって、書くことが追いついていない。でも、全部ぜんぶ大事なこと。移動の旅も、心の深淵への旅も、人と出会う旅も、ルーツの旅も。

私は今、何て濃い時間を過ごしているんだろう。仕事らしい仕事をしていないのは、この時間のためなのかなぁとまで思ったりする。好きな仕事だけに夢中になる時間。勤め人だった時のような遠慮がなくて、好きなことを好きだと良いものだと、自信もって伝えられる、幸せ。
この一カ月、全力で走る。まずは全てそれから始まる。

古本屋でふと手に取った本に、こんなメッセージが書かれていた。

「人生を時より疾く駆け抜ける」

今このタイミングでこの言葉に会えたことに、ありったけの感謝を。
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# by miumica | 2015-02-24 23:32

7日目・摩周湖から網走

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朝早く、宿のオーナーたちと屈斜路湖に浮かぶ雲海を見に行った。雲の隙間からじわり出てくる朝日、湖面に浮かぶ雲。マイナス10度の中、シャッターを押した。オーナーは毎日この屈斜路湖の雲海を撮り続けているらしい。この方は元々板前さんだったけれど旅好きが高じて、ユースを経営するようになったという。
「誰かの思い出を手伝う仕事っていいなぁ」
そう言うオーナーの手料理で、昨夜は幸せになりました。
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その後、湖面に降り、凍った湖の上を渡る。透明なところからは湖の底が見えて、その上に立つと、こ、怖かった。明日から天気が荒れるそうで、そうなるとこの湖面の氷は雪に隠れてしまう。なかなか遭遇できないらしい。
朝日が徐々に高くなり、色づいてくる。
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宿を出て再び電車に乗り、来た道を遡る。白い屈斜路湖畔を走るワンマン快速列車。3時間に1本という、絶対に乗り遅れてはいけない列車!旅人らしい雰囲気漂う人も多く、親近感が湧く。オホーツク海に出ると、海が青く、また流氷がいなくなっていた。昨日にはいたのに。大自然のうねり、ってすごい。
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網走では、監獄も流氷船も無視して、北方民族博物館に。サーミ民族から始まったこの興味が、星野さんの本と、石川さんと奈良さんの展示の導きで、ここまで来ることが出来た。展示は本当に良くて、改めて自分が民族衣装フェチなのだと気付いた(笑)大陸に近いものは大陸の雰囲気が漂う刺繍が施されているし、毛皮は生活の知恵の塊。精神世界にも触れていて、仮面やトーテムポールが飾られていた。無料音声ガイドもあって、ほぼ独占、じっくり聞けた。
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海に隣接する道の駅まで行って、やっと御飯を食べた。へろへろだった。陽が傾いていく中、港でシャッターを押す。海面にうっすら見える氷たちが、静かに沖に向かって流れている。流氷も、こうやって動いているんだ。紺色の海は、白によく合う。昨日見た摩周湖のように、ゆっくりと街が、白が、オレンジに染まっていく。
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初めての、冬の道東一人旅。天気に、人に、景色に、いろんな縁に恵まれた。ビギナーズラック。冬の魔法。初めて沖縄を一人で旅したような感動と緊張感が入り混じり、今道東を去ろうとする中、とても淋しい。自分の足を運んで行った場所がどれだけ自分にとって大切になるのか、そんな原点回帰になったような旅だった。馴染みもいいけど、知らない場所へ。あの山の向こうへ。
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何とかしてまた戻って来よう。帰ったら、自分の生き方、真剣になろう。
あとちょっと、東京が残っている。始まりと終わりをしっかり締める。
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# by miumica | 2015-01-30 21:50

6日目・摩周湖

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朝にウトロを出発。路線バスで小一時間ほど、流氷を眺めながら、知床斜里駅に到着。海が終わると次は内陸。南に向かって、今度は釧路湿原を電車で走る。途中、ぷぉーっと少し間の抜けた汽笛が鳴った。どうやら路線上に鹿の群れが!汽笛で無事に追い払ったよう。
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午後からまたガイドさんをお願いして、摩周湖をぐるりとスノーシューで歩く。雪が積もっているから、夏は登れないような地点まで行くことができる。サクサク進む。歩くのがどんどん好きになる。歩くのは苦手なタイプだったのに。ガイドさんは、冬の魔法、と言った。分かる気がしたし、私もその魔法にかかったみたい。
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雲一つない晴天のもと、摩周湖とそのすぐ側の山カムイヌプリが姿を現した。アイヌ語で、神様の山の意味を持つらしい。さらに向こう側に斜里岳が見える。
「斜里岳が見えるのは、スペシャルですよ」
風もなく、この状態で見えるのは滅多にないという。どんな山なんだろう、向こうからこっちを見るとどう見えるんだろう。そんなことを考える。
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お茶とお菓子をいただき、少しずつ陽が傾いていく。ゆっくり雪の白がオレンジ色に染まっていく。行きに見た景色と、帰りに見た景色。帰りは少し切なくて、もっともっと美しかった。離れがたい景色。助けてもらいながら、自分の足で見る景色って、こんなにも尊いんだ。

夜はユースで宿泊。ガイドさんも昔ここで働いていたよう。スタッフの方とも話をしながら、みんながどんな気持ちでここにたどり着き、働き、生きているのかに触れた。みんな、北海道の魔法にかかっている。
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# by miumica | 2015-01-29 23:32

5日目・知床半島ウトロ

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今日はネイチャーガイドさんにお願いして、フレペの滝スノーシューイングに挑戦する。普通に1人で歩くより、その道のプロフェッショナルの経験や豊富な知識のおかげで、見方がまるっと変わる。
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普通なら気づかないようなところに、エゾリスやキツネなど沢山の生き物の痕跡。白い雪の下に、どこかにヒグマが眠っている。海から山から生き物から、みんな繋がってこの生態系が完成している。そんな場所に、立っているんだ。いろんな話をレクチャーしてもらいながら、星野道夫さんの話をしたり、アイヌの神様の話を聞いたりする。
ふと、オジロワシがふわぁっと飛んだ。流氷の白さに、消えていく。
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世界自然遺産、知床半島。奥にまで入って荒らすことはよくないけれど、その入り口に立ち、大自然に触れさせてもらえることで、その貴重さを肌で感じられる。
遠くに知床連山が美しく見えて、何だかこのまま、行けそうな気がした。行きたいという気持ちが生じる理由に、少し触れた気がした。あの山の向こうに行くと、何があるんだろう。
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白い海。昨日は沖に引いてしまっていた流氷が、一晩で戻ってきた。近年この一月に流氷が来るのも、一度引いた流氷が一晩で戻ってくるのも、青空も、稀なことらしい。ビギナーズラック!
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昼はイクラ丼食べて、ウトロの街中を歩く。サクサクとした歩み心地が楽しくて、あっちのほう、あっちのほう、と、それだけで歩く。夕日の方角を探したけれど、タイムアウト。
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「ウトロ香川」の地名。北海道の入植には、東北の次に四国の方が多かったと聞いた。そこにこの知床半島ウトロに、この地名。びっくりした。今の時代でもこんなに遠いのに、開拓しに、やってきたんだ。第2の香川、新しい故郷にしようと覚悟を決めて、この地名にしたのかな。ちょっとぞくぞくした。
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夜は宿の方がアイヌということで、いろんな話を聞かせてもらった。あなたの心にそっと寄り添わせてください、という言葉が美しかった。友人の叔父さんにも再会。知り合いの話をすると、共通の知り合いを紹介してくれた。不思議。動けば動くほど。
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# by miumica | 2015-01-28 23:35

4日目・札幌からウトロ

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9時41分札幌発、旭川経由、15時09分網走着。時間待ち後、16時15分網走発、17時05分知床斜里着。バスに乗り換え、17時50分発の最終便で18時40分ウトロ着。
電車とバスの一日。時々Googleマップで居場所を確認するのが楽しい。
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車窓から白い大地をずーっと見ていた。うとうと寝てしまっても、起きたらまた雪に満ちた世界が飛び込んでくる。それがなんとも言えず、ただ嬉しいのです。なんて何もない贅沢な時間。
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四国にはない景色に興奮したり、逆に落ち着かせてもらったりする。雪が積もる白い世界。先に進むとオホーツク海が現れて、海の上に雪の塊が接岸しているのが見えた。それだけでもワクワクする。水平線の彼方、フィンランドにも繋がっている、北方民族文化圏がよぎる。サーミの歌、ヨイク。ヨーロッパだけでなく、ここに、ここにあったんだ。
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どんなに寒くて白くても、家があって道があって、生活がある。普通電車に乗り込んできた高校生たちは、みんな、この景色が当たり前のように、生きている。
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# by miumica | 2015-01-27 23:30

3日目・白老と札幌

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朝の5時に人も少ない東京駅を出て、成田、新千歳空港に到着。窓から見た白い大地は、四国の人間には見慣れない景色で、それだけでもこの季節に来てよかったと思う。
北海道のJRは四国同様、本数が少ないので、待ち時間が長い。その時間にぼーっとするのも、私は好き。ミニウニ丼を駅弁代わりにする楽しみ。
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2時間かけて白老のアイヌ民族博物館へ向かった。アイヌ文化に興味があり、ここで古式舞踊に触れられると聞いていた。一番驚いたのは、歌が、リズムが、フィンランド北で出会った少数民族サーミの歌声にそっくりだったこと。北方民族文化圏というものを、耳で感じることができた。やっぱり交流があったんだ。歌が似ているということは、交流の仕方も何だか想像してしまう。一緒に食べたり飲んだり歌ったり。言葉がもし通じなくても、一緒に歌って笑いあったり讃えあったりしたのかな。
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展示にはアイヌ民族以外のウィルタ、ニブフ、千島アイヌなどの衣装もあって、似ているようで似ていないのを見比べることができた。台湾の原住民族の衣装も合わせて展示していた。私、民族衣装好きなんだな、きっと。
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地元ローカル線で札幌に着く。整備された大都会さに、びっくり。夜は友人とご飯に。彼女は何と、沖縄の渡名喜島で出会ったフリーアナウンサーさん。南の島の小さな離島で出会った方と、札幌で会うという面白さと嬉しさで、語り合っても話が尽きず。すすきのから札幌駅までを歩きながら、時計台や北海道庁舎、赤れんが通りを散策。地元のことを沢山知ってる方に、はっ、案内独占しちゃってる!北海道の今の話、アイヌの話、四国や沖縄、料理や司馬遼太郎から和菓子まで、話が溢れる。
「北海道の人も、冬の知床なんて行かないのよ。遠いし、寒いし。地元だからこそ行かない、って感覚がどこでもあるようにね」
だからこそ冬の知床を、大自然を、思いっきり満喫してきてくださいね。
笑顔で言ってもらい、またの再会を固く約束し合う。こんな出会いが繋がっていくから、旅がますます大好きになる。

3日連続で、午前様。
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# by miumica | 2015-01-26 23:53

2日目・東京

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まずは東京大神宮で、明日からの北海道旅のご縁をお祈りする。たくさんの人の行列にかなりびっくり。
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その後、ワタリウム美術館にて開催の「ここより北へ」を見に行く。奈良美智さんと石川直樹さんの二人が北海道やサハリンを旅をした時の写真をメインに、映像、装備、地図、幼い頃の本人の写真などを展示している。この展示は見応えがあって、またゆっくり見たいな。
二人の視線や思いが交差していて、存在感が何かを訴えてきて、二人の隙間に陥るような感覚に陥る。それから、この大地に明日から行くんだと思うと、心地よい緊張感と動悸がする。
私も、私の旅をしに行こう。
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300人満席のオープニングトークイベントも、笑いが起きるほど楽しかった。その後、世界を旅する友人と、宮古島で友達になったライターの彼女と、三人で盛り上がる。石川さん、日村さんにも少し挨拶できた。皆、どこかで出会ってつながっている、不思議な感じ。

「知床やばいって。誰もいないよ。雪がすごいよ。斜里の友達が写真見せてくれたけど、すごい。やめといたほうがいいよ。網走に流氷見に行った方がいい」
え...え?ええっ?

...明日は朝の5時に出発です。
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# by miumica | 2015-01-25 23:50

1日目・東京

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友人が空港まで送ってくれて、高松を出発する。荷物がすごい。荷物というより装備なんだ。背負った時に肩に食い込む重みと、時折ガラスに写る自分の姿に、これまでにない初めての旅になるんだなぁとしみじみ思う。そんなに身長がある方じゃないので、荷物に背負われてる感が満載。
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初日は友人宅に宿泊。まだ子犬のゴールデンが可愛い。昔飼っていたシェパードを思い出す。友人の旦那さんがカメラマンで、明け方5時まで熱く写真について語り合った。自分らしさを仕事の写真でもどう出すか、で、たくさんの工夫をしていること。その昔にアジアを撮った時の、何も考えてずにガンガン攻めた感覚のこと。今はもうあんな風に撮れないかもしれない、ということ。お気に入りの写真集やブックを見せてくれながら、熱く語ってくれる。
写真のチカラは、生きるチカラにもなりうる。生き方にも、生きる糧にも。
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# by miumica | 2015-01-24 23:48

一人旅のこと

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初めて一人での冬の道東旅がもうすぐはじまる。友人の叔父が知床でネイチャーガイドをされていると聞き、流氷も例年より二週間も早く接岸したとニュースも流れ、気づけば道東への時刻表をチェックしていた。スノーシューに、ネイチャースキー。一人でもガイドさんがついてくれるので安心。さて、どうなるのかな。
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一人旅をすると、日頃より強く、自分自身に向き合う感覚が生まれる。自分の強みも弱みも、わさわさと溢れる。景色や人との出会いが、まるで鏡のようになる。自分の言葉や態度ひとつで、全てを変えることが出来る。この地図の場所にいってみるのも、話している人と連絡先を交換してみるのも、写真を撮らせてもらうのも、一歩踏み込むかどうか、みんな私一人で判断する。私の範囲は決して広くはないけれど、そんなことを繰り返し繰り返して、私は自分のことを知ってきたような気がする。

そして少しずつ強くなって。
そして少しずつ縁が増えて。
そして地図に記憶が重なる。

景色と出会いと思い出が混じり、
また会おうねと笑顔で手を振り、
ちょっと寂しく顔を上げ前へと。

写真が好きでよかったな。言葉が好きでよかったな。シンプルにそう思う。

次の北海道旅のテーマは「原点回帰」。出会う人たちとコミュニケーションした後の、写真を撮りたい。以前より人に対してどこか遠慮するようになり、人物が撮れなくなった私がいて、何か詰まった感覚が取り除けないでいる。
新しい一人旅の地で、今一度、自分自身を見つめ直したい。そんな想いに気付けて、ちょっとほっとした。行ける、私、まだ行けるはず。

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# by miumica | 2015-01-23 00:19

お久しぶりのブログです、次は北海道

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写真は2年前のフィンランド・サーリセルカ。マイナス27度の世界。
これから向かうところは、こんな感じかな。

気づけばもう2015年。ブログがすっかり止まっていました、ごめんなさい。年末年始はゆったりと過ごしていました。今はこれからやろうとしていることにのみ向き合う、とっても贅沢な時間を過ごしています。といっても、人として気合はしっかり入れて行かなきゃ。自分自身に負けないように。2015年のテーマのひとつ、自信を持つこと。これがないと、何も始まらないです。でも時々くじけそうにもなります。そんな時は、夢を見ることにします。

今週末、東京に用事が出来たついでに、北海道、それも憧れの冬の道東に行くことに。今しかできないこと、という危ない口癖をどうにかしないといけないなぁ...これで大きな旅はしばらくおあずけに。次は「ご褒美」という言葉にするために、とっておこう。

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フィンランドへの憧れのひとつに、先住民族サーミへの興味があった。今回の北海道もアイヌ文化に触れてみたいという想いがある。どうも私は、先住民族だったり原点だったり、故郷色を強く感じさせてくれるようなものに弱いようだ。改めて思う。もしかして、自分の中にある想いに近いのかもしれない。まだ、自分の想いをきちんと完全にカタチにしていないけれど、行ったこともないのに懐かしさを感じるという理由を、自分なりに見つけたい。

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# by miumica | 2015-01-19 23:08 | '15.1東京-北海道旅

冬至の夜に

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冬至の夜。枕元にキャンドルを灯して、この一年を振り返ってみた。そして、足りなかった自分を見つめ、明日からなりたい自分の姿を想像した。
冬至の夜はいろんなことが特別だ。太陽が復活するし、さらに今夜は新月。太陽と月が一緒に蘇るという、今年の冬至の夜。

たくさん想像しよう。海を渡って冒険の旅に出よう。形のあるものをしっかり見つめ、形のないものは信じよう。私の中の水晶を信じて、明日から私を始めよう。
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# by miumica | 2014-12-22 23:54

撮りたいもの

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「たゆたう」さんのライブ。せとうち暮らしで素敵な写真を連載している宮脇さんの、ブックカフェソローにて。ラストの曲で、一気にぶわぁっと泣いてしまった。

昨夜から「私は何を撮りたいんだろう」と、考えていた。宮古島でたくさんの写真家さんたちから、エネルギーをもらったからだろう。企画側視点ももちろんだけど、自分の写真についても深く考えてしまった。とりとめもなく、でも自分の中の目で見たいものは何だろうと。なかなか出てくる訳もなく、ただ意識はしていた。時間はかかるよー、と覚悟もしていた。
ら、たゆたうさんの曲で一気に、来た。

膝掛けにくるまって暖を取りながら聞いていると、ふと、亡くなった祖母のぬくもりを思い出した。大好きだった、おばあちゃん。会ったことのない、亡くなったおじいちゃん。あぁ、二人を撮りたい。でも、もう撮れない。そう、私が今撮りたいものは、もう二度と撮れないものなんだということに気づいてしまった。撮りたいものが、撮れないものだなんて。

ルーツの旅もまた、もう一つの側面は、もう撮れないもの・過去への旅だった。今撮れるものを撮り、でも私は確かにその向こう側を探してシャッターを押していた。写らないものについては、書いた。言葉が足りないところを補ってくれた。

生きている。でもいつか、死という別れがやってくる。だからこそ、せいいっぱい生きていたいし、生きているうちに、会いたい撮りたい話したい。私は撮りたいものは、大学の恩師が私の卒業制作を見てくれた時から、変わってはいなかった。
そう、生と死と生。

生きることのきらめき。
死のもたらす別れの切なさ。
そして、死を知った中での、生の意味。
私は私なりに知っていて、だからこだわり、求め、いろんな人と会いたい撮りたい話したかったんだ。

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いつか撮れなくなる日がやってくる。だから今撮っておこう。人も物も風景も。自由に、大事だと思うなら。この一枚が十年後に、私がここにいたと思い出させてくれる生の一枚になるというのなら。
ちょっと自由になれ、私。

意外に私、重いんだな。でもたゆたうさんの曲を聞いていると、全てが包まれた気がした。肩を軽く叩かれて、そっと寄り添い、ふわりと包んでくれる感覚。

撮りたい。
撮れそう。
あ、いける。

根拠もなく、そう思った。
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# by miumica | 2014-12-21 23:53 | 想い事

12月19日・旅の最終日

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宮古から神戸、そして大阪。旅の最終日は、芸大の恩師に会いに母校を訪れる。わぁわぁと押し寄せる波に乗るためにも、いろんな助言が欲しかった。そう、今日から特別な写真の学校に再入学した。生きてくこと自体が、生徒。那覇、宮古、そして大阪で得たものを、香川に集結すること。それが私のカリキュラムになる。
立場が変わると大変なこと、厳しくならざるを得ないこと、キレイ事ばかりじゃないこと、いろいろある。リスクだってある。でも実は、そんな助言こそ欲しかった。
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社会的立場も守ってくれるものもない、この身ひとつで、どこまでできるんだろう。そんなマゾっ気にも似たような気持ち。
切り開く強さ、臨機応変に生き抜く強さ。猫の餌代も稼がなきゃいけない。だから執着してはいけない。
一気に世界を広げる。やりがいを見つけにいく。人のため、でもそれは私のためでもあって、人生に一度くらいそんな決意を実行してみても構わないよね。
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学食に行って、自分の学生時代を思い出すかと思ったら、二年前の卒業制作展、ここで偶然会った今村さんのことを思い出した。
私のことを写真家として見てくれて、一年前に早過ぎる死を迎えた。今日またここで再会して、いろいろ話やガールズトーク。佐々木さん、そんなのいいですよー僕だってさー好きな人がですねーやりたいことはー、って、何だか明るい声が聞こえてきた。お茶で乾杯、ガールズトーク。真っ昼間、少し泣いた。

突然やって来た今年の2月の別れから、もうすぐ一年。あの時今村さんの前で、写真家であれ、と誓った私を、これからも見守ってください。
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# by miumica | 2014-12-19 16:57 | '14.12沖縄旅

12月17日・水曜日

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宮古島最終日。昨夜のお酒も残らずに、すうっと目覚める。天気は曇りのようで、でも一瞬太陽が姿を現し、部屋をさす。猫を見ると、家で待っている猫たちのことを思い出した。今日もきっといい日になる。
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午前中は狩俣を散策。またひとつ、とってもいい場所を見つけた。入った瞬間、肩が軽くなった。坂を登ると大神島が見えた。昨夜よりもはっきり見えた。
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昼は島友と名所を回ったり、ごはんを食べたり。そして、どうしても話をしたかったありんこ文庫さんへ。図書館という彼女の芯の話を聞き、派生する様々なことを聞くことができた。大事にするものを核として、たくさんの様々な糸のようなものを絡めていく。いったい彼女はどんな布を織り上げるんだろう。同じ年頃の同じ女性として、その芯の強さに一気に惹かれた。
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空港に早めに着いて、エンダーでお茶でもしようと思っていたら、カウンターに、うわ!那覇に着いた時から話を聞き、宮古島で会うには会えたけどゆっくりとお話が聞けなかった方が、いる!最後までご縁が降ってくる。ドキドキしながら声をかけ、しっかりお話を聞かせてもらい、また那覇に会いにおいでとまで言っていただき。信じられないようなことが、たくさん続いている。
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言ったからには、やるのです。島を離れ、夕陽が最後まで私を見送ってくれる。この、沖縄と宮古島での日々。
さあ、次の目的地へ。
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# by miumica | 2014-12-18 10:57 | '14.12沖縄旅

12月16日・火曜日

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朝は風家で泊まっている旅友を見送りに。こちらのオーナーにもヘルパーさんにも「たった一泊しかいなかったのに、この存在感」と歓迎してもらう。今回の旅の始まりは、全てこの宿から始まった。どんな宿を選ぶかが、私の旅には結構重要な気がする。キーは、人。
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昼はまたまたうえすやー。ここでの経験は、まだ消化できないくらい衝撃的で、でもきっと忘れられない時間。たくさんの素敵な写真家さんたちと空間を共にし、話を聞き、個性を感じ、向こうの向こうの向こうまで垣間見る、この幸せ。私もいつか、本当の意味で皆さんと並ぶことができるようになろう。そして、皆さんの良さをもっと周囲に伝えたい。うー、まだ上手く言えない。小さな携帯で撮った写真たちが、宝物。
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午後は9年半前に宿泊した、狩俣の宿に。人は随分変わったらしく、昔に会った人たちは、内地に行ったり大人しくなったり。時の流れを切なく感じた。風が強く、少し霧がかった狩俣の小さな丘を登って、大神島が見える場所へ向かった。昔に犬が案内してくれた道は、変わりなく、島はうっすらと霧の中に浮かんでいた。そっとシャッターを押した。風がごうごうと唸っていた。
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夜はオーナーが参加している模合(もあい)にお邪魔する。模合とは、助け合いと親睦を趣旨とした、ちょっと特殊な飲み会。
私がお邪魔した模合のメンバーは、56才前後の同級生。完全なるアウェー。最初はちょっとびびってはいたけれど、いや待て、これは、狙っていけるものではない!と内地にいる時から覚悟はしていた。ので、なかなか楽しい経験に。きちんと、宮古島文化のオトーリも学んできました。まさか宮古島でカラオケスナックに行き、お嫁サンバや山本リンダを聞くとは思いませんでしたよ。
楽しい宮古島の最後の夜。
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# by miumica | 2014-12-18 10:42 | '14.12沖縄旅

12月15日・月曜日

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ゲストハウスフェーヌカジにて起床。朝早く、旅友と一緒に伊良部島に渡る。来年の1月末に宮古島と伊良部島を繋ぐ橋が開通するので、船で行くのはもうこのタイミングしかない。小さくなる港。私は船が好き。橋が架かってしまうと、一気にいろんなものが変わってしまう。だから今のタイミングで見ておきたかった。
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穏やかな島。旅友と港辺りを散歩していて、御嶽を見つけた。今回の旅で、むやみやたらに御嶽を撮ってはいけないと、学んだ。手を合わせ、おじゃましますとお祈りする。それが出来ただけでも、ありがたいこと。
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今回の旅のメインイベント、赤々舎による写真家11名のスライドショー。映画館のスクリーンいっぱいに、11名の写真家さんの作品が次々と展開される。写真家さんは語ったり、説明したり、時には司会の写真家さんとじゃれあったり。このライブ感覚が、いい。
日本最南端の映画館で開かれたこのイベントで、写真家としては、いっぱいボールを頭に投げられて、痛い痛いと頭を抱えこんでしまった。写真を撮るために、といったような簡単な一言で、写真を収めてしまってた自分に気づく。過程。例え撮れなくても過程を重視する。そして、いっぱい考える。あの世界に立っている自分のことを。
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今回もたくさんのご縁をいただいてしまった。私は幸せ者だなぁ、本当にびっくり。同時に、いっぱいの素敵な宿題をもらい、叶えるための道を切り開くための役目もいただいたように思う。まだあれから一カ月たってないのに。
気持ちはすでにフリーランス。不安がないとは言い切れないけど、まずは進んでみよう。
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# by miumica | 2014-12-17 08:02 | '14.12沖縄旅

旅するように、いつもを暮らす。


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